CNC旋盤加工部品

CNC工作機械の構成

●主機とは、CNC工作機械の本体、コラム、主軸、送り機構などの機械部品を指し、さまざまな切削加工を行うために使用される機械部品です。

●数値制御装置は、ハードウェアと対応するソフトウェアを含むCNC工作機械の中核であり、デジタルパートプログラムを入力し、入力情報の保存、データ変換、補間計算およびさまざまな制御機能を完了するために使用されます。

●CNC工作機械のアクチュエータの駆動部分である駆動装置。主軸駆動ユニット、送りユニット、主軸モータ、送りモータなどを含みます。電気または電気油圧サーボシステムにより主軸と送りの駆動を実現します。数値制御装置の制御により、複数の送りを連動させることにより、位置決め、直線、平面曲線、空間曲線の加工が完了します。

●冷却、切りくず除去、潤滑、照明、監視など、CNC工作機械の動作を保証するためにCNC工作機械のいくつかの必要なサポート部品である補助装置。これには油圧および空気圧装置、切りくず除去装置、交換テーブル、CNC ターンテーブル、CNC 分割ヘッド、ツール、監視および試験装置など。

●プログラミングやその他の補助機器を使用して、機械の外部で部品をプログラムしたり保存したりすることができます。

CNC 工作機械の加工には主に次のものが含まれます。

1. ブラケットやシフトフォークなどの異形部品などの特殊形状部品は、複数のステーションでの混合加工が必要となるものが多く、その異形部品のため通常の工作機械では分散工程でしか加工できないため、 CNC 工作機械では、このような特殊な形状の部品の加工が容易です。

2.曲面部品：CNC工作機械は複雑な曲線や曲面で構成された部品の表面を完成させることができ、加工の際には複数の座標軸を連動させる必要があり、通常の工作機械では難しい加工を行うことができます。これらの曲面部品は、部品の密度が高く、部品寸法の累積誤差が小さく、組立精度が高くなければならないため、CNC工作機械はこれらのニーズに応えることができます。

3. 平面部品と穴のある部品; 加工面が加工面の水平面と平行な部品を平面部品といい、この種の部品の各加工面は平面または平面に拡張することができ、特殊な加工面を持ちます。加工には基本的に角度付きフライスが選択されますが、CNC工作機械は主軸の動きに応じてキー溝や端面を備えた分散穴の加工をはじめ、曲面のディスクスリーブや穴数の多いプレート部品の加工も可能です。

4. 可変ベベル部品; 加工面と水平面とのなす角度が連続的に変化する部品を可変ベベル部品といい、航空機に搭載されている部品が多く、検査治具や組立フレームも可変角度部品に属します。